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Message from kids [東北地方太平洋沖地震]




GRACEです。先週は息子の小学校に行って子供たちに震災のことを伝えてきました。
折り紙を一枚ずつ渡してメッセージを書いてもらい、それを折り鶴にする予定です。


偶然にも新聞に鶴を学校で千羽作ったトロントの日本人小学生のことが取り上げられていました。
街中では自作の小さなテーブルで日本への募金活動をしている人(日本人じゃないです)がいたり。


「私一人が動いても」なんて思うのは止めよう、って改めて感じさせられる出来事が
あった先週一週間。


まだまだ慣れない仕事の合間をみつけて沢山のメッセージをアップしたいと思います☆



今はどんな言葉を使っても何を伝えても、自分の心のままを表現することはできませんね。
この記事も書いたり消したり。4日くらい考えながら作りました。(大したこと書いてないや~ん=3)
GRACE




ココロのメモ [東北地方太平洋沖地震]

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日本にいる皆さん、今はどんな風に過ごされてますか。
情報ツールが大いに活躍し、迅速な情報収集が可能となった反面、
不確かな情報も一気に流布してしまうという、
情報過多の超文明社会であるからこその功罪を見せ付けられた今回の震災。

色んなサイトやブログを見て、ホントに人って十人十色。
考え方もやり方も様々なんだなぁ~って痛感しています。
何をどうするのが自分にとって一番いいのか。結論があるような、ないようなことを
ズルズル考えながら毎日を送っている感じ。
その中で今の自分にとても理解しやすく、ココロにスーッと入ってきたのが以下の2つの記事。


ひとつ目はGRACEをトロントで採用してくださった社長の言葉。
『大きな視点では、復興のために日本経済を崩壊させないことです。
そのための役割がそれぞれにあります。誰の言葉か忘れましたが、知恵がある人は知恵を、お金がある人はお金を、力がある人は力を、何もない人は元気を出せばいいのです。
被災地の救出や救援物資はプロの方に委ね、元気な人はそれを支援するため義援金を集めましょう。力やお金がある人の心を動かす世論を作りましょう。元気な人は健やかに暮らし、過剰な自粛、買い占めやデマで混乱させないでください。
関西で自粛しても被災者は救われません。九州で普通に暮らしていることを申し訳なく思う必要ありません。
元気な地域で経済を活発に動かして義援金をおくることが支援になります。哀しみを力に変え元気を被災地に伝染させましょう』



もうひとつは阪神大震災を経験したとあるブロガーさんの記事。

『被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ〜僕の浅はかな経験談〜』
阪神大震災が起きたとき、僕は高校3年生で、しかもセンター試験の翌日だった。
遠くから沢山のトラックが走ってくるような、不気味な音が夢うつつに聞こえ、気がつくと家全体が揺れていた。
父親にたたき起こされて玄関を開け、ガスを閉めてTVをつけると、阪神高速が崩壊していた。
家が揺れた恐怖と、テレビの実感の無さと、街中の静けさが記憶に残っている。
その日は登校してセンター試験の自己採点を行い、二次試験のための面談をしなければならなかった。
僕は迷ったが、結局自転車で出発した。大阪城の堀から水が溢れ出していた。

学校に着くと全てがいつもどおりで、来ていない生徒もいたが、先生は特に何も言わなかった。
粛々と自己採点し、粛々と面談が行われた。
僕達の仲間で三宮と西宮に住んでいる友人がいたのだが、さすがに登校はしていなかった。
昼休みに仲間3人で、二次試験が終わったらボランティアに行こうと話をしていた。

下校時刻になって、担任の物理教師がおもむろに話しだした。
「今回の震災で我校の教師や生徒も被災者となり、登校できない人がいます。
センター試験が終わり、受験生としての役目を終えた人もいると思います。
あなた方の中には、正義感や義侠心に駆られて現地に乗り込む人もいるでしょう。
それは間違ったことではありませんが、正直に言えば、あなた方が役に立つことはありません。
それでも何かの役に立ちたいという人は、これから言う事をよく聞いてください。
まず食料は持って行き、無くなったら帰ってくること。
被災地の食料に手を出してはいけません。
寝袋・テントを持っていくこと。乾いた床は被災者のものです。
あなたがたが寝てはいけません。
作業員として登録したら、仕事の内容がどうであれ拒否してはいけません。
集団作業において途中離脱ほど邪魔なものはないからです。
以上の事が守れるのであれば、君たちはなんの技術もありませんが、若く、優秀で力があります。
少しでも役に立つことがあるかもしれない。
ただ私としては、今は現地に行かず受験に集中し、大学で専門的な知識や技術を身につけて、 10年後20年後の災害を防ぐ人材になって欲しいと思っています。」

言葉の端々は忘れてしまったが、教師が言いたかったことは今でもはっきり憶えている。

結局僕たちは、物理教師の言ったとおり、なんの役にも立たなかった。
配給のパンを配って回ったり、お年寄りの移動に付き添ったり、
避難所の周りを掃除したり、雑用をさせてもらったが、持っていった食料は5日で尽きた。
風呂には入らなかったが、寝るところは防犯上困ると言われて避難所の中で寝た。
生活のインフラ整備や瓦礫除去作業は、消防や自衛隊があ然とするくらい力強く、
迅速に問題を解決していった。
僕達の存在は宙に浮き、遊び半分で来たボランティアごっこのガキ扱いをされていた。
実際手ぶらで現地に入って、汚い仕事を嫌がるような若者はたくさんいたし、
そういうグループと僕達が、能力的に大きな差があったかというと、とてもそうとは言えなかった。
僕達が現地で強く学んだことは、「何かして欲しい人」がいて「何かしてあげたい人」がいても、
事態は何も前進しないということだった。
人が動くためには、「人を動かす人」が必ず必要になる。
社会人なら常識として知っている事さえ、僕たちは知らなかった。
僕達は現実に打ちひしがれて現地を離れ、浪人を経て京都の大学生になった。
そして被災地への情熱も無くなっていった。
結果的に僕達の正義感は、ハリボテだったのだ。
正直に告白し、反省する。
僕たちは、神戸への気持ちを、たった一年間も持続させる事さえできなかった。
今回の震災で、被災した人の役に立ちたい、
被災地のために何かをしたい、と感じている若い人達がたくさんいると思う。
でも慌てないで欲しい。
今、あなた方が現地で出来ることは、何一つ無い。
現地に存在すること自体が邪魔なのだ。
今は、募金と献血くらいしか無いだろう。
それでも立派な貢献だ。胸を張って活動して欲しい。
そして、是非その気持を、一年間、持ち続けて欲しい。
もしも一年経って、あなたにまだその情熱が残っているなら、
活躍できるチャンスが見えてくるはずだ。
仮設住宅でのケアや被災者の心の病、生活の手助けなど、
震災直後よりも深刻な問題がたくさん出てくる。
そういった問題を解決するために、NPOなどが立ち上がるだろう。
その時に初めて、被災地は
「何も出来ないけど何かの役に立ちたいと思っている、心優しいあなた」を必要とするのだ。
もしかするとそれが、あなたの一生を変える大きなきっかけになるかもしれない。

結局僕は紆余曲折を経てGISの技術者になり、
専門分野は違っても、多少なりとも防災の分野に寄与できる立場に辿り着いた。
あの頃よりも、少しは人の役に立てるようになったんじゃないかなと考えている。

※ご本人のブログにはその後大きな反響があり、若干誤解も生じたようなので少し追記。
私は文章中で、素人が現地に行っても邪魔になるだけだ。と書きましたが、
これはあくまで災害発生直後の「救出フェーズ」に「無組織で」乗り込むことの非効率性を書いたつもりでした。
これに対して、「いや私はその状況で乗り込んで役に立ったのだ」という意見に対しては私はとても嬉しく感じています。
以前も書きましたが、この問題にはこれという正解はありませんので、全ての判断・経験が
平等に尊重されるべきだからです。
「現地ボランティア自体を否定している」「募金の方が現地ボランティアよりも崇高であると言っている」
という誤解は、今後のボランティア行動全体に水を差してしまう危険性を感じました。
このエントリーはボランティア自体を否定したものではなく、どうせならより効果的な
参加方法を、冷静に模索して欲しいという趣旨である事を補足していただけるとありがたいです。



復興のためには今この時の熱い気持ちだけでなく、長いスパンで物事を見据えて
支えていかなければいけない。
もう一度自分自身のココロに刻んでおこう。

みんなの想い届け*** [東北地方太平洋沖地震]

ここトロントでも日本のことを心配してくれている人がたくさんいます。
そんな人と言葉を交わすチャンスがあれば、勇気を出してメッセージをもらうことにしました。
私ではない誰かが日本を思う気持ち。
ロウソクに炎を点すように。
誰か一人でもいい。
心にポッと温かなぬくもりが生まれるといいな。

日本もぐっと冷え込むようですね。
体調に大きな影響を来たさないことを願います。





踏んばろう!JAPAN! [東北地方太平洋沖地震]

もがけばもがくほど、自分の非力さを痛感するけれど、
それでも自分にできることをやっていく。それが大事。
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阪神大震災を経験して学んだこと。
身内だけじゃない、友達だけじゃない。
みんなが人間として繋がって踏んばる。
一人じゃないです。

それが少しでも伝わるように届くように、私も力を注ぎます。

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お見舞い申し上げます [東北地方太平洋沖地震]

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皆さんご無事でしょうか。
本当に本当に心配しています。
昨日の朝パソコンを立ち上げると日本のことばかり。
慌しい朝の時間、詳しい情報が得られずモヤモヤした気持ちで仕事に行ったら
東京のオフィスが半崩壊したとの連絡があり。
夕方にはこちらのケーブルテレビ局がNHKニュース臨時放送を開始。
こんな形で日本のテレビを見ることになるとは遺憾の極みです。。。

so-netでやり取りさせて頂いている方の中には東北の方もいらっしゃり、
中には毎日更新されている人の更新が途絶えていたりして。

阪神大震災を経験しましたが、それよりも強い揺れだったと知り
あの時の恐怖と惨状が鮮明に蘇ってきました。

こちらでできる限りのことをしていこうと、夫婦で話し合っています。


どうぞ皆さんご無事で。
そして一日も早い復興のために力を合わせていきましょう。
2011.3.12


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